年間100ミリシーベルトで人体に影響
放射線を体に受けることを被曝(ひばく)といい、
量は「シーベルト」と呼ぶ単位で表します。
人間は1年間に2.4ミリシーベルト前後の放射線にさらされる。
病院でX線検診を受けても1回で0.6ミリシーベルトの放射線を浴びる。
放射線量の基準は、1年間に1ミリシーベルトまで。
実際に人体に影響が及ぶのは年間100ミリシーベルト前後といわれる。
チェルノブイリ原子力発電所の事故では、原発の作業従事者約20万人が
100ミリシーベルト、発電所近くの27万人が50ミリシーベルト、
発電所周辺30キロメートル圏内の11万6000人が10ミリシーベルトの
放射線を受けたと言われている。
JCO臨界事故では、作業員2人が建物の中で推定6〜20シーベルトの
強い放射線を浴びて亡くなった。
放射線自体は距離につれて弱まる性質があるため、
福島県から100キロ以上離れた東京周辺では大きな不安は少ない。
もし放射性物質を吸い込んだり飲み込んだりすると、
肺などに付着したまま放射線を出し続ける。
体内が被曝し続けることもあるため、気をつけなければならない。
このサイトでは放射能汚染、被爆に関して調べたものを記載してあります。
一般的な見解として、ほぼ間違いないとは思いますが、中には違う意見の専門家も
あるかもしれません。最終的にはご自身の責任においてご判断ください。