放射能測定と土壌汚染
放射性物質は、風に乗って流れ、降雨や降雪によって地表面に降下する。
多くの人が居住する平野や盆地の外周には広大な森林や河川が広がっており、
放射性物質はそこに大部分が降下し、そこにある生態系に影響を与える。
海、森林での食物連鎖など生態系汚染から人へのリスクも当然考えられる。
アメリカ国立癌研究所の調査結果によると、慢性被曝による癌リスクは
日本の原爆被爆者が受けた急性被曝によるリスクに匹敵し、
放射能汚染は、白血病全体のリスク増加に加え、
チェルノブイリ事故前には放射能被曝との関連性が知られていなかった
慢性リンパ性白血病に影響を及ぼしていることが分かったと報告されている
土壌の中にセシウムやストロンチウムのほか、
ホットパーティクル(その粒子が沈着した周辺の細胞に
10Sv 以上の被曝を与えるような粒子を「ホットパーティクル」と定義)
が存在している可能性がある。
放射能から体を守るには、取り込まないこと、排出すること、
放射能に強い体をつくることなどが挙げられる。
さらに、自分の周囲の放射能汚染の状況を 把握する必要があることは間違いない。
福島原発から離れた地域でも局地的に高い線量になる
放射線ホットスポットである可能性もある。
放射性ヨウ素、セシウムは民間会社に試料を送れば
検体/1万円程度で測定してくれる。
食品は、市民運営の放射能測定所でも測定できる。
また被ばく等に対する染色体検査は、病院で扱っている。
このサイトでは放射能汚染、被爆に関して調べたものを記載してあります。
一般的な見解として、ほぼ間違いないとは思いますが、中には違う意見の専門家も
あるかもしれません。最終的にはご自身の責任においてご判断ください。