■ゴルフ用語、マメ知識「グリーン」
ゴルフコースはフェアウェイ、ラフ、バンカー、グリーン、
池などのハザードから構成されています。
中でもカップのあるグリーンは、一見簡単そうに見えますが、
思うようにアプローチできないものです。
グリーンは芝を短く刈ったスムーズな地面でできていて、
グリーンのエリアの中にカップがあります。
比較的平らなグリーンもあれば、傾斜が強いもの、
うねっているものなど グリーンの大きさや形状はいろいろです。
グリーン上の(カップ)には旗 が立っているので、
アプローチする際の目印にもなります。
グリーンにのったボールはパタークラブを使い、カップに入れます。
プレーヤーは風の流れや強さ、芝の生え方、斜面、
うねりなどを見極めたうえで、パターの力加減や方向を狙います。
微妙な力加減でカップの手前でボールが止まったり、勢いがつきすぎて、
カップを過ぎてしまうなど、簡単にはいかないところが
ゴルフの面白さでもあり難しさでもあります。
グリーンではマークを行うことで自由にボールを取り上げることができます。
他のプレーヤーの邪魔にならないように、
自分のボールのあった位置にマークを置き、自分のボールを取ります。
マークに使う「マーカー」は1円玉程度の大きさで、
地面に固定しやすくするため中心に短い足がついているもの、
ある程度の重さがあり、そのまま置くタイプのものもあります。
フェアウェイ同様、グリーンの芝は常になめらかな状態にしていなければなりません。
自分のショットにより芝が傷ついたなら速やかに修復する必要があります。
それまで打数が少なかったプレーヤーでもグリーンで打数を多くしてしまい、
スコアを悪くしてしまう、という場合もありますから、グリーンはあなどれません。
ボールの転がり方に応じて、右利きのゴルファーから見て、
右から左は フック・ライン、その逆は スライス・ラインと言います。