■ゴルフ用語、マメ知識「アイアンショット」
アイアンショットはアイアンクラブでのショットを言います。
ロングアイアンは、一般的に1番〜3番アイアンを指し、
初心者が使いこなすには難しいクラブといわれています。
初心者は7番アイアンで練習するのがよいと言われています。
アイアンクラブの構造は、重心が手前にありソールが細くなっているため、
距離よりも方向性を重視したクラブと言えます。
ウッドショットの場合、フィニッシュで首などに巻きつくぐらいに振り切りますが、
アインアンでは飛距離を出すことよりも
目標をとらえることが目的のため大振りはしません。
バックスイングとフォロースルーがちょうど左右対称に
なるような感じで振るのがポイントです。
アイアンショットのポイントは、スイングをコンパクトにすることです。
上体を最大限に回しこむドライバーショットに対して
アイアンの場合は80%くらいのコンパクトなトップを作る形が理想的です。
飛ばそうとすればするほど、右肩が前に出てしまい飛球線上より
前方へ体がつっこむ状態が多いようです。
右肩が下がるとダフリやトップが誘発されるばかりではなく、
シャフトが寝て入り、軌道が狂って曲がるショットになりがちです。
スイング時に肩を背骨に対して垂直に回転させるようにして、
体の上下の動きをおさえることが大切です。
アイアンでは、目標の地点にボールを確実に運ぶ役目として使いますので、
フェースの向きが重要になります。
アドレスの時に目標に対してフェースを直角にセットしなければなりません。
しかし、フェースに角度があり尚かつ斜め上から見ているため
フェースの向きが狂いやすくなります。
そこで、フェースをしっかりと目標へ直角に合わせるために、
フェース面に刻まれた線を飛球線に直角に合わせることで
正確にセットすることができます。
アイアンのヘッドは、ウッドに比べて重くなっています。
そのヘッドの重さを生かしたスイングができれば、理想的です。