■ゴルフ用語、マメ知識「アドレス」
ゴルフでのアドレスとは、ゴルフボールを打つための構えのことです。
アドレスの基本として、スタンスは肩幅に開きます。
スタンスが狭すぎると、回転はしやすくなりますが力は入りませんし、
スタンスが広すぎると下半身が回転しにくくなります。
右足のつま先は、バックスイングで体重がしっかり乗るように、
ターゲットラインに対して直角にしましょう。
左足のつま先は、フォローで体が回転しやすいように、
目標方向よりも少し(15〜30度)開くようにします。
膝は軽く曲げます。アドレスでは股関節を意識してください。
股関節から上体を前傾させ、体重が爪先に乗った状態を
確認してから、軽く 膝を曲げます。
この時、肩と膝、足の親指が一直線上にきていれば
正しいアドレスになっていると言えます。
膝を曲げるのはアドレスの最後と覚えておきましょう。
先に膝を曲げてしまうと、重心がカカト側に乗ってしまい、
下半身が安定しなくなってしまいます。
次に腕ですが、腕に力を入れすぎると、
腕の動きがロックされ、スムースに捻転ができなくなります。
クラブはグリップが緩まない程度に柔らかく握り、ゆとりを持って構えましょう。
アドレスした時のボールの位置は、使うクラブによって変わってきます。
ドライバーなら左足カカトの延長線上、
9番アイアンなら体の中心寄りを頭に入れておきましょう。
クラブの番手があがればあがるほど、ボールはスタンスの中心に寄ることになります。
再度、体の向き(肩や腰・スタンスのライン)と
飛球線が平行になっているか確認しましょう。
この時、ボールに対して平行に構えようとすると、体がズレてしまいます。
ボールではなくボールを飛ばす目標に向かって構える意識を持つことを心がけましょう。