■ゴルフ用語、マメ知識「キャディー」
キャディとはゴルファーに付き添ってゴルフコースを周り、
プレーをサポートする人のことです。
プレーヤーのかわりにゴルフバッグを持ち、指定されたクラブを渡したり、
あるいは使うクラブのアドバイス、コースやショットについて
適格なアドバイスをしたりします。
またボールの行方や落ちた場所を確認したりプレーヤーに危険が及ばないよう
配慮も必要です。
従ってキャディになるためにはプレーをする上でのルールや、
マナーの正しい知識が求められます。
ゴルフ場でのゴルファーにつくキャディをハウスキャディと呼び、
プロゴルファーと契約しているキャディをプロキャディといいます。
プロキャディはプロ以上のコースの読み方やクラブ選定などの知識が必要となり、
プレーヤーのブレインとしての機能も求められます。
雨が降ると傘を用意したり、プロゴルファーになくてはならない存在です。
プロゴルフのトーナメントを見ていると、プロゴルファーと一緒について回ったり、
クラブを選ぶ時にプロにアドバイスしている光景をよく見かけます。
あの人たちはプロキャディであり、
技術面だけでなくプロの体調や精神面でのサポートを行います。
プロにとってはスコアの良し悪しが、
自分の実力以上にプロキャディのアドバイスが影響する可能性もあるわけです。
ハウスキャディは気配りや配慮の点で女性が多くみられます。
クラブを運びながら、1日10キロ以上歩くことも多いので、
人並み以上の体力がある方が向いているでしょう。
キャディは接客業のひとつなので、明るくて社交的な人が向いています。
キャディの雇用体系は、ゴルフ場の社員として勤めたり、
パートや学生アルバイト・契約社員のキャディ、
プロゴルファーとの個人契約など、様々なスタイルがあります。